Q&A
【入居について】 |
|
Q1: | 入居条件とメリットは? |
A1: | 入居条件は“日系企業”である事です。 また、数百㎡から数千㎡を越える工場まで、必要に応じて柔軟に貸し出しを行っています。 メリット 中国地方政府との交渉支援、ビジネス関連の法規の解釈・実行に係わる支援体制を備えています。 工業園の中で、日本のビジネス文化と根本方針を共有する日系企業とのビジネス情報交換が容易です。 生活面でも、多くの日本人の存在から、日本の精神文化を共有しながら中国環境と両立した生活が可能です。 |
Q2: | 製造業ならどんな日系企業でも入居できますか? |
A2: | 基本的には問題ありませんが、製造品目によって中国での環境許可や製造許可が必要な 場合がありますので、その点にご注意いただき、問題が無ければ入居可能です。 |
Q3: | 独資企業として入居したいのですが、会社設立がまだですが、設立方法が分かりません。 |
A3: |
日技城工業園の中には、会社設立から会計処理までをサポートしている会社がありますので、安心です。 |
Q4: | 事務所だけでも入居可能ですか? |
A4: |
可能です。 OEM等の製造拠点を管理する為の事務所や貿易代理店事務所としての利用も可能です。 特に製造業関連の事務所は、絶対に市内になければ成らないと言う理由はなく、より現場に近い方が便利です。 観瀾は、市内だけでなく、広州・珠海・恵州などへのアクセスもよく、高速道路降りて直ぐと言う立地も魅力です。 |
【中国全般について】 |
|
Q1: | 中国経済は、発展が止まり、下降に向かうのではないのか? |
A1: |
中国経済も、これまでの様な2桁を越すような超高度成長は見込めないと考えられます。 しかし、専門家の意見を総合すると、今後10~15年間も、紆余曲折はあると思われますが、日本の高度成長期 とほぼ同水準の年率6~7%程度の安定成長を果すものと予測されています。 既に、乗用車販売では、世界で 最大の市場となっている通り、個人消費も今後益々増加すると見込まれており、 中国市場は今後益々大きくな ると思われます。 |
Q2: | 日中関係をどう見るべきか?対日感情は? |
A2: |
政治面では、南シナ海の領有権問題や尖閣列島問題など、中国の海洋進出が活発になっており、若干の緊張 関係が続くのではないかと思われます。とは言え、中国も日本と殊更に事を構える意思はないと思われます。 中国の中期目標は更に経済を発展させ、先進国入りを果すことにあり、事を構える愚は理解していると思われ ます。但し、政治的に、国内の引き締めや、日本への何らかの抗議の為、ポーズとして所謂「歴史問題」を取り 上げる傾向にあるのは事実です。 他方、中国人旅行客の大挙した来日や爆買いに象徴されるように、庶民レベルでは、大きな反日感情はないと 思われます。 |
Q3: | 賃金レベルの高騰が続くと聞くがどうなのか? |
A3: |
確かに賃金レベルは相当上がり、現在では、ほぼタイ国と同レベルと言えます。
中国では地域により最低賃金が異なっており、テクノセンターが所在する深圳は、相対的に賃金レベルが高い 地域ですが、2018年最低賃金は中国元2200元です。 一般工員の給与は、社会保険・残業代等を含めて概ね中国元4500~5000元/月(日本円換算で68,,000~ 75,000円)見当と見ています。 今後も賃金上昇は続くと見られますが、その反面、可処分所得の増加により中国が市場としての魅力を増して いると言えます。 中国は、これまで世界の工場と言われてきましたが、既に第三国を念頭に置いた低賃金の加工基地を脱しつ つあり、今後は中国を市場として捉えた業種・分野が有望と思われます。 中国は、日本の最大の貿易相手国であり、恐らくこの状態は暫く変わらないと見られます。 最近は、企業運営リスク回避の観点から、China+1と言われていますが、一方で中国(特に華南地区)の部品 の集積度は、他の東南アジアよりも遥かに高度であり、東南アジアに進出している日系企業の殆どが、多くの 部品を中国から供給しています。 この観点から、中国を製造拠点として進出する事や維持する意義は深いと考えられます。 |